YUKIMOVIE

【Blog】独自の評価基準で映画を紹介!

『コーチ・カーター』

良いコーチに出会えるかで人生は変わる。

治安の悪い街にあり、将来に希望を見いだせない子供たちが通うリッチモンド高校。そんなある日、成績不振のバスケットボール・チームに元有名選手の卒業生がやってくる。コーチとして着任した彼は、はじめに学業成績の向上と規律正しい生活態度を生徒たちに要求。生徒たちは意外な指示に戸惑いながらも、次第に彼の信念を理解するようになる。
公開日: 2005年1月13日 (アメリカ合衆国)
監督: トーマス・カーター
撮影: シャロン・メール
脚本: マーク・シュワーン(英語版); ジョン・ゲイティンズ
興行収入: $76,669,806


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自分より自分の将来について考えてくれる人に出会えた事はありますか?人と向き合う事・仲間の大切さを学べる映画でした。弟が中学からバスケを始めた影響でバスケが好きになり運動系の映画で一番観ているのがバスケの映画です。同じ『バスケ』という題材でも選手目線、監督目線では異なる作品になるし見比べてみるのも楽しめる。私も昔から

運動が大好きだったので運動系の映画はこれからも沢山観ていきたい。

 

 

コーチのカーターが初めに掲げた誓約、この契約すらも守れない者は、法を守ることもできない。そして、刑務所行きだ。
たった一つの誓約書だが、これが彼らのターニングポイントであったことは言うまでもない。
「君たちは人々が一生を懸けて追い求めるものを手に入れた」
引退試合に負けた後、ロッカールームでカーターが選手たちに言った言葉。

選手たちが輝ける瞬間はこの高校時代のバスケ部にしか無いのだから練習させてやれと大人たちが言ったことに対して、カーターは「だからこそダメなんです」と言った。輝ける場所がここしかないのはいけない。この先の人生にも輝ける場所を与えるためにカーターは選手たちに学業を優先させ、大学に行かせることを重要視した。

自分の経験から選手たちに大学に行かせるという強い意志をカーターは最後まで持っていた。例え町中を相手にしても自分を信じて、選手たちを信じて決めたことは曲げなかった。そしてそのカーターの期待に選手たちは応えた。

 

 

⚠ネタバレ⚠

皆、根はいい子なんだ。君は敬意の証だ。
信頼を裏切るな。敗北は今日で終わる。コートでの勝利は、社会での勝利の鍵だ。神様は役に立たねぇ。新しいポイントゲッターを育てれば良いだけだ。たった一人に縛られるのはごめんだ。学生である以上、学業優先だ。学業を納めた上でのクラブ活動です。何故相談しなかったんだ。僕が決める事だから。
どんな大学にだって入って見せる。僕を信じてよ。オフェンスは実践で学べ。一秒たりとも休むな。お前はスタンドに居ただけ。基本が一番大事なんだ。最大の恐怖は何だ?無力と知る事か?帰ろ。諦めるんだ。先の事とか、考えてた?短大とか?後からでも行けるでしょ。苦労を分かち合って、勝利も分かち合うんだろ。
プレーするだけではつまらんか。格の違いを見せてやれ。生まれたら働かなきゃ。君たちと親の人生は別だぞ。将来をどう描いているんだ?
勝ったのは俺らであんたじゃない。
ここを出ていくという選択がどういう事か
生まれてくる愛してる。一緒に居たい。二人の選択だ。大学に行かせたい。息子さんを失くされた気持ちは私には想像する事も出来ません。
私の目を見なさい。周りを見ろよ。きっと何もかも上手くいくなんて簡単に言うな。
この子を生むから。
その後、どうするのか考えてたのか?どうなのか言ってみろよ。勝利は貰う。だろ?月曜は
覚悟しろよ。今までが遊びだと思えるぞ。
優勝したんですよ。無敗なんだ。それで十分だ。
我々はチームだ。彼らの唯一の得意な事を
奪う気ですか。最近調子に乗ってたんだ。
バスケシーズンが唯一輝ける時なの。そこが
問題なんです。違いますか。黒人男性の33%が
逮捕される。自分に聞くんだ。これで良いのかと。嫌だと思うのなら、明日ここで聞こう。
言いたい事があるなら言ってみろ。何でって
やるよ。僕たち決めたんです。皆でやり抜くって。「我々が最も恐れているものは、無力と知ることではない。最も恐れているのは、自分の計り知れない力だ。 恐ろしいのは、自分の闇ではなく、光」自分が輝き出すと周りも輝き出す。周りの者たちを解き放つ事になる。
命を救ってくれた。お前が居ないと何か足りない。ちっとも楽しいと思えないんだよ。
色々と考えて決めたのよ。自分の為にね。
愛してる。一緒に来てほしいんだ。険しくて
長い道のりが待っている。力を出し切るんだぞ。時には奪い取らなきゃいけないんだ。
ハッピーエンドとはいかなかった。
王者は胸を張るんだ。