YUKIMOVIE

【Blog】独自の評価基準で映画を紹介!

『僕だけがいない町』感想。原作ファンとしての正直な感想

僕だけがいない町

あらすじ

「僕だけがいない町」は、若い男、藤沼悟が「リバイバル」という独特の能力を持つことから始まる物語です。この能力は、悲劇的な出来事を防止するために過去に戻ることができます。物語は、悟の母が不明な犯人によって殺害されたときに始まります。これにより、彼は子供の時代に戻されます。

子供時代の悟は、彼の町で数人の子供たちが死亡した連続殺人事件の謎を解明することを試みています。これには彼のクラスメートの雛月加代も含まれます。悟は、リバイバル能力が殺人事件と関連していることに気づき、謎を解明し、子供たちの死を防ぐために奔走します。

シリーズを通じて、悟は町、住人、子供たちの死の理由に関連する衝撃的な真実を明らかにします。物語はサスペンスと驚きが満載で、悟は過去を解明し、殺人事件の謎を解き明かすために努力します。

最後に、悟は子供たちの死を防ぐことができ、犯人を正義の方に導きますが、その道のりで多くの障害や個人的な苦悩に直面しなければなりません。「僕だけがいない町」は、救い、希望、悲劇や困難に直面した人間の精神の力を物語ったものです。

 

良かった点

魅力的な物語

物語は良く書かれており、引き込まれるものであり、悟の謎解きや子供たちの死を防ぐための旅に沿って興味を引き続けます。

謎めいたキャラクター

物語のキャラクターは複雑で良く練られていて、彼らの運命や動機に関心を持つようになります。

サスペンスとスリリング

シリーズはサスペンスを満載しており、予想外の展開があり、物語にドキドキする感覚が味わえます。

感情的な深さ

シリーズは喪失、後悔、救いのテーマに深く掘り下げ、感情的に衝撃的で思考を促す物語になっています。

タイムトラベルの要素

物語のタイムトラベルの要素は独特な要素を物語に加え、時間や決定に関連する数々の興味深い問題を引き起こします。

子役の演技

子役の演技力が素晴らしかった!中川翼さんは、大人の心を持った幼少期藤沼悟の役を演じていますが、とても難しいと思われる大人の表情がうまく表現できていました。

鈴木梨央さんも原作に忠実に雛月加代の性格の冷たい面や優しいところを上手く表現できていたと思います。

 

良くなかった点

長い物語を上手く2時間にまとめるのはとても難しいと思いますが、後半の話を急ぎ過ぎたように見えました。原作では、後半の犯人との駆け引きがとても印象に残っていますが、実写映画で見ることができないののは少し惜しい気がします。また、原作とエンディングが大きく変わっていて少し残念です。同じような展開を避けたのでしょうが、私が見た感想としてはマイナスのポイントになりました。

まとめ

全体の評価としては、映画として楽しめるものに間違いはありませんでした。しかし原作ファンとしては不満点が多いものになりました。おすすめできる映画ですが、これをきっかけにぜひぜひ漫画の原作を見てもらいたいと思います。