YUKIMOVIE

【Blog】独自の評価基準で映画を紹介!

『キャラクター』

売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら?

複写された『絶対悪』 二人の狂作、それは連続殺人事件 漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(菅田将暉)。高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、万年アシスタント生活を送っていた。ある日、師匠の依頼で「誰が見ても幸せそうな家」のスケッチに出かける山城。住宅街の中に不思議な魅力を感じる一軒家を見つけ、ふとしたことから中に足を踏み入れてしまう。そこで彼が目にしたのは、見るも無残な姿になり果てた4人家族......そして、彼らの前に佇む一人の男。(あらすじ)f:id:kujouyuki:20230204164403j:image

凄く濃く印象に残る映画でした。今年17本目

2022年7月頃からなら169本目の映画でした。

惹き込まれるってこういう事か。こういう映画を観る為に映画を観てきたんだな。と。

生まれ育った家庭環境って大切。映画内で描かれていた漫画が現実世界にあったらきっと手にしていただろうと思いました。漫画を描く描写が素晴らしかった。伏線回収が見事で見応えがあり鳥肌が立ちました。最後の一言で終わるシーンが印象的で記憶を消して

もう一度観れたら良いのにと思う映画でした。刑事ものの映画やサスペンス系統の映画

もっと観てみたい。

 

⚠ネタバレ⚠

『こういう人なら居るかもって思わせる必要がある。』『いいんだよ。圭吾が納得するまで続けても。』『俺が食わせてやるよ。』『一本立ちするのが夢だったので。』『良い奴って悪人を描けないのよ。自分に無い要素だから。』『四人家族が一番ですよ。好きな事で食べていけるってのは幸せ

だぞ。』『漫画を尊敬してるだけです。
漫画って正しい事は正しい。間違ってる事は
間違ってるって言えるじゃないですか。
悪は滅んで正義が勝つ。』『殺人事件てのは

終わりがないんだよ。遺族や友人は一生心の傷を抱えていく。真実を掴んであげたい。』

『幸せの象徴は四人。忙しいのは分かるけど、身体だけは大事にして』
『子供って幸せの象徴ですよね。』『何か抱えてると薄々気付いてたよ。』『道に迷ったら、誰だって止まりゃすんだろ。』『人間の行動には、必ず性格が出る。』『人の所為にする奴じゃなかった。人の中身は分からねぇよ。だから社会は怖いんだ。』『漫画の中で楽しんで人殺してるよ。僕と何が違うの?』
『あいつはあんたの漫画が大好きだった。
『あんたのファンだったんだよ。あんたはあんたでやるべき事をやりなよ。。』

『殺人ってね、
二日間寝込むほど体力使うんだよ。』『作品を作るには、アシスタントが必要でしょ。』
『貴方は誰として裁かれてると思いますか。』
『逆にお尋ねします。僕は誰なんだ。』